1. 日本の水道水とウォーターサーバーを使う理由

日本の水道水とウォーターサーバーを使う理由

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    日本は水道水の品質が整っており、いつでも安全な水を使うことができるといわれています。ですが近年、日本の水質低下が進んでいます。安全な飲み水を確保するためにウォーターサーバーを利用するメリットを探ってみましょう。

    硝酸性窒素と亜硝酸性窒素とは

    水道水について調べてみると必ずと言ってもいいぐらい目にするキーワードです。 硝酸性窒素というのは硝酸塩の一部であり亜硝酸性窒素というのは亜硝酸塩の一部なので簡単に言うと硝酸塩と亜硝酸塩というものが健康に害を及ぼすと言えます。この「硝酸塩、亜硝酸塩という物質がどのくらい含まれるか?」というのが水質基準の1つとなっています。 これらの物質に対して身体に入れてはいけないものというイメージがわきそうですが食品にも使われています。食品衛生法よると、硝酸塩は食品添加物としてチーズ、清酒、食肉製品への使用が認められている。使用理由については発酵調製や発色のためとのこと。 使用分量が決められていて、チーズの場合は0.20g/L、清酒では0.10g/L、食肉製品では亜硝酸根としての最大残存量0.070g/kgが最大限度量であるとのことです。

    硝酸性窒素は削減できない!

    化学肥料や農薬、家畜の糞尿、生活排水が水質汚染の主な原因です。それが地下水に溶け込み、飲料水の汚染を引き起こします。 化学肥料に含まれた窒素は、土中で微生物などにより酸化され、 そして硝酸性窒素へと変化します。そしてこれが地下水に侵入し、 この地下水が水道水源として使われることで、私たちの家庭にまで到達するのです特に農村地域でその傾向が強くなっており、 水質基準を上回る量の硝酸性窒素が検出されるようになっています。 日本では、水の硝酸態窒素汚染は、大正時代に化学肥料を用いるようになってから始まったといわれています。地下水の硝酸態窒素は、化学肥料59%、家畜排泄物37%によるといわれていて化学肥料と家畜排泄物が主原因であることは間違いありません。 硝酸態窒素を減らすには、この2つとも減らさねばなりませんがそれは容易ではありません。 化学肥料を劇的に減らすには、耕地面積が0.1%もない有機農業を、日本の主流派にする必要があります。 家畜排泄物は、ヨーロッパでは前から規制が強化されていて日本でも2004年11月から規制が強化されてはいます。 これ以上減らすには、家畜の飼育数を減らし、輸入飼料を減らさねばなりません。 現代は牛のBSE、豚の口蹄疫、鳥インフルエンザと、食肉の輸入に問題が生じているなか日本の畜産を急減させるわけにはいかないのです。 ■硝酸性窒素と亜硝酸性窒素が原因で引き起こす病気とは 硝酸塩・亜硝酸塩による被害は、2つ指摘されています。1つはメトヘモグロビン血症という病気を引き起こす可能性。 もう1つは発がん性物質に変わることによってがんを引き起こす可能性です。

    メトヘモグロビンとは?

    メトヘモグロビン血症のメトヘモグロビンとは何なのか。赤血球の中には、酸素と結合する働きをするヘモグロビンと呼ばれる色素があります。このヘモグロビンによって、人間は呼吸して、酸素を血液の中に取り込むことができるのでヘモグロビンは人間は生きていくために、必要不可欠ということです。 では、メトヘモグロビンとは何なのか。メトヘモグロビンとはヘモグロビンが、酸素と結合できない形に変わってしまったもののことです。 このメトヘモグロビンは、健康に生活している人の身体の中にもあって、ヘモグロビンの1~2%程度はトヘモグロビンに変わっています。 ヘモグロビンの割合が低いうちは全く問題なく、健康でいられますが、1~2%になってしまうと門題が生じてしまいます。この状態をメトヘモグロビン血症といいます。

    メトヘモグロビン血症の症状とは?

    メトヘモグロビン血症になると、酸素を運んでくれるヘモグロビンが減ってしまうので、血液中の酸素を運べなくなってしまいます。そのために酸欠状態を示す症状が現れ、唇の色が青くなったりあくびや眠気、集中力の低下という軽いものから、頭痛、だるさ、めまい、吐き気、息切れ、動悸などだんだんと重くなっていき、意識消失、昏睡、けいれんを引き起こし、最悪の場合は死に至ってしまいます。 このメトヘモグロビン血症は飲食物中に含まれる硝酸塩や亜硝酸塩によって引き起こされる可能性が指摘されています。 胃の中の細菌の働きで硝酸塩が亜硝酸塩に変化する。 この亜硝酸塩やそこから発生する化合物によって、赤血球の中のヘモグロビンをメトヘモグロビンに変えてしまい、メトヘモグロビン血症を引き起こしてしまうとされています。

    乳児を持つ親は危険!!

    メトヘモグロビン血症の症状の深刻さがわかったと思います。しかし、このメトヘモグロビン血症、発症が確認されているのは、 生後6か月以内の乳児や、胃に何らかの病気を持つ人に限られているのです。 乳児を持つ親は、絶対に気をつけないとならないということです。ではなぜ乳児はメトヘモグロビン血症を発症するのでしょうか?_ 3か月未満の乳児は、胃酸の分泌が少なく、胃内のpHが高いため、胃内で硝酸塩から亜硝酸塩が生成され、これが血液中のヘモグロビンと結合して、メトヘモグロビン血症を引き起こすためであると言われています。 胃の中の酸性度が低いと、細菌が活発に働き、硝酸塩から亜硝酸塩が生成されやすいのです。産後まもない乳児のヘモグロビンは胎児性ヘモグロビンといい、約80%と多く占めているので成人のヘモグロビンに比べ、非常に酸化されやすく、メトヘモグロビンになりやすいとの理由も。その他にも体重当たりの水分摂取量が成人の約3倍と多い。メトヘモグロビンをヘモグロビンに還元する酵素がほとんどない。 これらが原因で乳児が発症する危険性があると言われています

    がんになるリスクが上昇!!

    硝酸塩も亜硝酸塩もそれ自体には発がん性は認められていません。 ですが起因物質となっています。強い発がん性物質として、亜硝酸性窒素から生成されるN-ニトロソ化合物が知られています。 硝酸性窒素はバクテリアで亜硝酸性窒素に還元されたのち、体内でアミンなどの有機物と反応してN-ニトロソ化合物を生成します。 この亜硝酸とアミンとの反応には胃の強い酸性条件が適しているといわれています。 硝酸性窒素の高い地域では、胃ガンの発生率が高いという疫学的結果も報告されています。

    まとめ

    このようなことから水道水の安全性は低下してきていて、特に乳幼児をもつ親の皆さんはわが子を病気のリスクに晒すことになります。 最悪の場合、死に至る危険性もあります。その他にも発がん性物質をつくる起因にもなっているので乳幼児だけの問題ではありません。 水の安全性を確保することは現代においては必須です。 きちんと品質管理されたウォーターサーバーの水を選びましょう!!