1. 日本のミネラルウォーター普及率

日本のミネラルウォーター普及率

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最近では水道水をそのまま飲むことが少なくなり、ミネラルウォーターを買う人が増えました。日本人はどれくらいの人がミネラルウォーターを飲んでいるのでしょうか?

現在の日本の普及率

2015年に株式会社インターワイヤードが行った調査によると、水道水をそのまま飲む人が45.0%、ミネラルウォーターを飲む人が24.6%、浄水器を使う人が18.8%という結果になりました。合わせると43.4%の人が水道水を飲まず、お金を払って水を飲んでいることがわかります。水道水を飲む人もまだまだたくさんいますが、水を買う人は年々増えているため、これからさらに購入率が上がっていくでしょう。

水を買い始めたのはいつからか

日本でミネラルウォーターが販売され始めたのは、1970年代前半です。この時は、家庭用ではなく、業務用の瓶入りミネラルウォーターとして売られていました。その後1980年代後半になると、自然・健康ブームが広がり、ミネラルウォーターの存在が浸透し始めます。海外に行く人が増えて、現地でミネラルウォーターを飲む人が増えたことも普及の一因となったようです。 同時に水道水の質に対する不安が広がったため、業務用に限らず、家庭用としても使われ始めます。1990年代に入ると、マンションの貯水タンクの汚れや水道水の問題が報道されるようになり、ミネラルウォーターの売り上げが大幅に伸びていきました。また、災害時の備蓄としてもミネラルウォーターは重宝されるように。2000年以降は、一時売り上げが横ばいになっていましたが、2011年の東日本大震災を受け、備蓄用の水が再び注目されます。1990年代後半から現在に至るまで、ミネラルウォーターの一人当たりの消費量は年々増え続けています。

なぜ水を買うのか

昔は水を買う発想なんてなかった日本人が、なぜ水を購入するようになったかを詳しく紹介します。前述の通り、現在に近づくにつれて日本人の健康意識は高まっていきました。余分な物質が含まれず、現代人に不足しがちなミネラル成分を補うこともできるミネラルウォーターを、健康を気にする人たちは好んで飲むようになります。ミネラルウォーターには血流が良くなる、代謝を上げる、体内の老廃物を排出しやすくするなどの効果があり、体を健康に保つための飲料として最適なものでした。 他にも、以前は水道水の危険はほとんど知られていませんでしたが、有害物質が含まれていると報道され始めたことにより、抵抗を持つ人が増えたことも原因の一つです。大量の塩素が含まれる水道水は肌荒れの原因になる他、発がん性物質であるトリハロメタンが含まれていて、そのまま口にしたくないという人が増えました。人々の意識が変わったことにより、ミネラルウォーターは広く日本で飲まれるようになったようです。

水の買い方いろいろ

では、実際に水を買っている人はどのような買い方をしているのでしょうか。水を買うには、主にペットボトルを買う、浄水器を取り付ける、ウォーターサーバーを設置するという3つの方法があります。

ペットボトルを買う

水を買う人の中で、一番多いのがペットボトルで買う人。設置の手間がなく、比較的安く購入することができます。必要な時に備えてたくさん買いたい時でも、スペースを取りたくないから少なめにしておきたい時も、数を調節できるのが便利です。一人暮らしなどでそんなに量を使わない場合は、ペットボトルの水を買ってもいいかもしれません。 ただペットボトルは重く、何本も購入するのが大変だというデメリットがあります。6本入りの段ボールを買うと、かなりの重さに。車で買いに行かない限り、一度にたくさん買うのが困難なところが問題点です。たくさん置くと場所を取ってしまう点も考慮しましょう。

浄水器を取り付ける

浄水器は蛇口に取り付けられるため、スペースを取らずに使うことができます。最初に設置する時にお金がかかりますが、長期的に考えると安く使えて経済的。価格を重視する人には浄水器がおすすめです。 ですが、浄水器だと備蓄用にできないという欠点があります。災害時に備えるなら、浄水器とは別に水のストックを用意しておかなければなりません。場合によっては停電時にも使えなくなることがあるので、取り付け前に確認しておいた方がいいでしょう。また、天然水やRO水ではなく、水道水をろ過してきれいにしている水だということにも注意してください。費用は安く抑えられますが、天然水に比べると味は落ちてしまいます。

ウォーターサーバーを設置

家庭にウォーターサーバーを設置して水の飲んでいる人も増えています。水の補給は、基本的に宅配サービスでやってもらいます。自分で重い水を買いに出なくていいので、負担が軽くなるのではないでしょうか。 水は天然水とRO水の2種類に分かれていて、好きな方を選ぶことができます。RO水とは、原水を逆浸透膜フィルターでろ過した純度の高い水のことで、より安全なものを飲みたいという方はこちらを選んでみてください。また、冷水でも温水でも、いつでもすぐに飲むことができることも、他にはないメリットです。冷蔵庫で長時間冷やしたり、ポットで温めたりすることなく、適温の水を飲むことができます。 最初の設置に手間がかかるかもしれませんが、一度設置すれば安定して水を飲めて、災害が起こった時の備蓄にもなり便利なはず。会社を注意して選べば、災害時は生産工場から直接届けてくれることや、一つの工場で生産がストップしても他の生産拠点から水を届けてくれることがあるので、災害時の対応を確認してみても安心ですね。 ペットボトルや浄水器に比べると値段は高くなりますが、最近では価格も下がってきていて、味を重視するならウォーターサーバーはおすすめです。販売会社ではお試しキャンペーンを行っていることに多く、一度試してみるといいかもしれません。