1. ペットにウォーターサーバーの水を飲ませても大丈夫?

ペットにウォーターサーバーの水を飲ませても大丈夫?

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犬や猫の体は、人間と同じようにおよそ60〜70%が水分量で、ペットにとっても水は大切な要素です。水道水の品質管理は人を基準にしたものであり、それよりも体重の少ないペットたちにとって、塩素やトリハロメタンなどが含まれる水道水は、必ずしも安全とはいい切れません。水に不安があるかぎり、ペットたちにもウォーターサーバーの水を与えたいと考える愛好家も多いようです。そこで、今回はペットにウォーターサーバーの水を与える際のポイントを紹介します。

■ペットには軟水を与える

shutterstock_372015160 人間と同じく、ペットも排泄物や発熱などの生命活動によって水分を失っているため、常に水分補給が必要です。犬や猫が一日に必要な水分摂取量は、体重1kg当たり50mlが目安とされているので、5kgの犬では250ml程度が必要ということになります。 ペットに向いている水は、硬度の低い軟水、またはミネラル無添加のピュアウォーターです。犬や猫が多く発症する病気に、尿路結石がありますが、これは体内のリン酸、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル量を過剰に摂取した場合に発生しやすくなります。マグネシウムやカルシウムの含有量が多い硬水は、ペットに尿路結石を助長する恐れがあるので、与えないにようにします。また、ペットの体内がアルカリ性に傾いている場合も、尿路結石を発症する要因に。pH9などの強アルカリ性の水は避けて、pH7程度の中性の水を選びましょう。

■ウォーターサーバーの水を与える際の注意点

shutterstock_180776204 ペットに飲ませる水の温度に決まりはありませんが、夏の暑い日だからといって、キンキンに冷やした水を与えるのは考えものです。常温か体温に近い温度が望ましく、冬の寒い日はぬるい水に調整して与えるとよいでしょう。ウォーターサーバーは冷水と温水を混ぜて温度調整がしやすいので、利便性に優れています。 また、ウォーターサーバーの水は水道水の殺菌方法と異なり、塩素が含まれていないため、腐敗が進みやすいのが特徴です。それだけ新鮮でピュアな水だといえますが、空気中にさらされると菌が繁殖しやすいため、汲み置きはしないことが鉄則です。何日も置きっぱなしにせず、こまめに水をかえて、ペットの健康を守りましょう。

■まとめ

pH7程度の中性で、軟水かピュアウォーターがペットに向く水です。硬水にはマグネシムやカルシウムが含まれるため、ミネラル過多になって尿路結石を発症する恐れがあります。また、ペットの体内がアルカリ性に傾くと同様の症状が出やすくなるので、アルカリ性の強い水は避けましょう。ウォーターサーバーの水を与える場合は、冷水・温水を混ぜて常温かぬるい水に温度調整を。また、ウォーターサーバーの水は菌が繁殖しやすいので、汲み置きせずにこまめに水をかえることが大切です。